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「資産家から胸を揉みしだかれ、抱かれるシーンも…」櫻井淳子(51)が改めて“悪女”になったワケ《『肝臓を奪われた妻』の怪演が話題》

「資産家から胸を揉みしだかれ、抱かれるシーンも…」櫻井淳子(51)が改めて“悪女”になったワケ《『肝臓を奪われた妻』の怪演が話題》

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 そんな櫻井の転機となった作品が、1998年から2003年まで放送された『ショムニ』シリーズだ。『ショムニ』は“女子社員の墓場”と言われる「総務部庶務二課」に所属する6人の活躍を描いたヒット作で、江角マキコをはじめ、高橋由美子、宝生舞らが出演。

(左から)「ショムニ」出演者の戸田恵子、京野ことみ、高橋由美子、江角マキコ、宝生舞、櫻井淳子 ©時事通信

「資産家から胸を揉みしだかれ…」

「当時20代だった櫻井は、会社の重役を相手に不倫を繰り広げる“魔性の女”を演じて大ブレイク。清純派のイメージが強かった櫻井にとって妖艶な役を演じるのは初めてのことでしたが、川島なお美を参考にしたり、鏡を常に前に置いて笑顔の作り方や妖艶な所作を考えたりして、色気を研究したそうです」(同前)

 これ以降はすっかり“魔性の女”のイメージが定着。2001年にはセミヌード写真集『Blanc』でアイドル時代とは打って変わってセクシーな大人の色香を表現した。さらに……。

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セミヌード写真集『Blanc』

「決め手となったのは、2006年の『美しい罠』(フジテレビ系)でしょう。櫻井は高齢の資産家を誘惑し遺産を手にしようとする看護師を熱演。資産家から胸を揉みしだかれ、抱かれる過激なシーンも厭わず、見事に悪女を演じきって高い評価を得た」(同前)

 しかし櫻井本人はというと、“魔性の女”や“悪女”といった役が増えていくことについて、「嬉しかったですが、本当の自分とはかなりギャップがありました」と過去のインタビューで語っている。