水木しげるの生誕100周年を記念して作られた映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』も、興行収入27億円を超えるメガヒットとなっている。
そんな水木しげるが多感な少年時代を過ごした鳥取県境港市。この地に水木の業績を記念し、未来につなぐため建てられたのが「水木しげる記念館」だ。このたび「水木しげる生誕100周年」のタイミングで建て替えリニューアルし、今年4月に再オープンを迎えた。
現在発売中の『週刊文春エンタ+ 特集『怪獣8号』／水木しげると「ゲゲゲの謎」』では、リニューアル直後の同館を最速取材！ この記事では、刷新された展示内容や、期間限定で見られる4月から行われる企画展の内容をいち早くお届けします。
水木が描いた妖怪たちに会える展示が目白押し
リニューアルされた記念館は、水木しげるの波瀾万丈な生涯を感じることができる。
常設展では、少年時代から戦争、漫画家になるまでの人生と、水木が描いた妖怪たちに会える展示が目白押し。
取材の最中にも「ゲゲゲの女房」こと、水木の妻・武良布枝さんと次女の悦子さんも、会場を訪れていた。
布枝さんは、
「こんな素敵な展示、夢のようです。結婚当初はマンガの手伝いをたくさんしましたね。懐かしいですね」
と水木の写真を胸に抱きながら、話してくれた。
