2022年のM-1グランプリ王者「ウエストランド」の河本太(40)が、酒に酔ってタクシー運転手を相手に“暴行事件”を起こしていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

「ウエストランド」井口浩之と河本太(井口のXより)

 岡山県津山市出身で、中高時代の友人だった河本と井口浩之(40)の2名で2008年に結成されたウエストランド。井口の歯に衣着せぬ芸風が話題となり、22年のМ-1グランプリでは、「〇〇にはあるけど、××にはない」という「あるなしクイズ」ネタで優勝。その後も勢いは衰えず、テレビやラジオに数多く出演している。

タクシーを突然蹴り上げ…

「ボソッと河本が一言つぶやくと、井口がマシンガントークで突っ込むのが彼らのスタイル。M-1王者になる前から井口はピンで番組に出演しており、河本は“じゃない方”芸人の筆頭格でした。バラエティ番組では井口が、圧倒的に口数の少ない河本に対し、『ちょっとは仕事しろ』と怒鳴りつけ、河本がうまく返せないというやり取りがお約束となっています」(芸能記者)

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YouTubeではキャンプや登山の動画を公開する河本(本人のYouTubeより)

 そんな河本のトラブルが起きたのは4月20日の夜10時頃のこと。JR品川駅高輪口にある交番前の路上で、タクシー待ちをしていた河本が、やってきたタクシーの車体の後部を突然蹴り上げたのだ。