文春オンライン

高2で妊娠6ヶ月が判明、相手からは「産んでほしい」と…“16歳の母”が語った、出産までの4ヶ月「高校は自主退学した」

『I LOVE mama』モデル・じゅんなインタビュー#1

note

妊娠を相手に伝えると…

ーーご家族の反応はいかがでしたか。

じゅんな 病院に付き添ってくれたのは父だったんですけど、先生に「本当に妊娠ですか? 何かの間違いじゃないですか?」って何度も言っていましたね。お互いに頭が真っ白でした。数日間ほとんど父とは会話していないです。

 母は「堕ろすという選択は絶対にないから、全力でサポートする」って言ってくれました。

ADVERTISEMENT

ーーお相手とは話をしましたか。

じゅんな 彼は同じ高校の同級生で、ずっと付き合っていたんですけど、妊娠を伝えると何度も謝罪されました。それと私の体を心配しながら「産んでほしい」と言われました。

ーー結婚や出産についてお互いの家族で話し合う場はあったのでしょうか。

じゅんな 妊娠がわかってすぐに私の両親と彼の両親と集まって、今後のことを話し合いました。出産をすることは決まっていたので、籍はいつ入れるのか、どこで暮らすのか、誰がサポートするのか、など話しました。

 籍に関しては彼が19歳になった時、住む場所については彼の両親が保有していたマンションに彼と2人で住むことになりました。同じマンションに彼の両親も住んでいたので、金銭的にも精神的にもサポートしてくれました。

 

妊娠後、高校は自主退学

ーー妊娠に気づくまでは学校に通っていたんですよね。

じゅんな そうですね。毎日制服を着て、自転車で通っていました。体育もやっていたし、食べ物も何も気にせずに食べていました。産婦人科の先生も「そんな環境の中でよく赤ちゃんが元気にいてくれたね」って驚いていましたね。

 あとから後悔したんですが、小さい頃から偏頭痛持ちで、頭痛薬をよく飲んでいたんです。妊娠に気づいてからは子どもに薬の影響があったらどうしようとすごく落ち込みました。

ーー妊娠後、高校はどうすることに。

じゅんな 妊娠がわかった次の日に学校に報告しました。で、学校側から「何かあったら対応できないから」と言われ、自主退学をしました。

 彼もそのタイミングで一緒に学校をやめて、通信高校に通いながら働いていました。妊娠がわかったのが夏休み中だったので、みんなに挨拶もできないまま退学したんです。休み明けに急に私も彼もいなくなったので、みんないろいろと察していたと思います。