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〈16歳で妊娠〉中卒のシングルマザー(20)が語る、出産後の生活と離婚の理由「養育費は『考えとく』と言われて…」

『I LOVE mama』モデル・じゅんなインタビュー#2

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 高校2年生で妊娠し、17歳で出産した、雑誌『I LOVE mama』のモデルのじゅんなさん(20)。現在は3歳になる娘のシングルマザーとして実家で生活しながらモデルやインフルエンサーの仕事をしている。

 そんなじゅんなさんに10代での結婚や出産、子育て、シングルマザーになった経緯などについて詳しく話を聞いた。(全2回の2回目/最初から読む)

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人生で一番痛かった日

ーーじゅんなさんは17歳になった2日後にお子さんを出産されたんですよね。初めての出産はいかがでしたか。

じゅんな 予定日のちょうど1週間後に出産しました。自然分娩でした。

 陣痛は家にいた時に来て、急いでタクシーに乗って病院に行って。促進剤を打ったんですけど、子宮口がなかなか開かず、帝王切開に切り替えることになったんです。そしたら急に破水してそのまま自然分娩でした。

ーー出産後の痛みはいかがでしたか。

じゅんな 子宮口が狭くて、ギリギリの出産だったので骨盤がすごく痛かったです。病院に到着してから9時間で生まれたので、出産自体は安産だったとは思うんですけど、今でも思い出せるくらい人生で一番痛かった日でした。それにコロナ禍で付き添いができず、1人での出産だったので、寂しかったですね。

じゅんなさん

ーーまだ17歳とのことで、体へのリスクはありましたか。

じゅんな 先生からは、若いとまだ体が準備できていないこともあって、低出生体重児や早産児が生まれる確率が高まると言われました。でも、お腹の赤ちゃんもすくすく成長してくれて無事に出産できましたし、私も出産後すぐに歩けるくらい体力が回復したので、何もなくてよかったです。

ーー17歳同士で育てていくことに経済的な不安はありましたか。

じゅんな ありました。彼はすぐに高校をやめて働いてくれましたが、それでも子どもにかかるお金と自分たちが生活していくお金を考えたらどうしたらいいんだろうと。でも最初のうちは彼の実家が家賃や生活費などを負担してくれたので、最初の頃はなんとかなりました。