雑誌『I LOVE mama』のモデルで、2人の男の子を育てるシングルマザーのふうかさん(26)。16歳の時に妊娠し、2つ上の先輩と結婚したが、3年で離婚することに。

 そんな彼女に、妊娠がわかった時の心境や、10代での育児、シングルマザーになった経緯などを聞いた。(全2回の1回目/続きを読む

ふうかさん

◆◆◆

ADVERTISEMENT

16歳で妊娠 2歳上のパートナーと「2人で頑張って育てよう」

――最初に妊娠したのは16歳だったそうですが、妊娠がわかった時の心境はいかがでしたか。

ふうか びっくりはしたんですけど、相手とも「赤ちゃんが欲しいね」みたいな話はしてたので、産むことに迷いはなかったです。ただ、それを親が賛成してくれるかどうかっていう不安が大きくて。

――妊娠が分かった時は、高校2年生になってすぐでしたよね。

ふうか そうですね。4月か5月くらいだったと思います。生理がきてなかったので、妊娠検査薬を試したら陽性反応が出て。

――お相手はどんな反応でしたか。

ふうか 相手は2個上で働いていたんですよ。それに私も通信制の高校に通っていたので、平日はフルタイムでバイトをしていて。だから「2人で頑張って育てよう」って言ってくれて。

――ふうかさんのご両親に話したのはその後ですか?

ふうか そうです。やっぱり最初は怒られました。「まだ高校生なのに……」って。でも、私はどうしても産みたかったので、相手の収入と自分の収入、どうやって育てていくかを全て話して。そしたら母も「2人でちゃんとやるんならいいんじゃない」って言ってくれて。それで籍を入れることを決めて。

 

「もう芸能の道はないんだなって…」

――高校は通い続けたんですか?

ふうか 通信制なので、辞めることなく続けられました。学校の先生も応援してくれて。

 ただ、その頃に読者モデルをやっていたんですけど、それは辞めざるを得なかったですね。元々モデルになるのが夢だったので、その時にもう芸能の道はないんだなって感じたのを覚えています。

――出産、子育てに不安はなかったですか。

ふうか 全然なかったです。相手との関係もすごく良かったですし。逆に不安がないのが不安でした。

 でも出産のエピソードは結構SNSで見ていましたね。痛いのだけが怖かったので。それ以外に関しては、わからないことがあれば周りに聞けばいいやって感じでした。