雑誌『I LOVE mama』のモデルで、2人の男の子を育てるシングルマザーのふうかさん(26)。16歳の時に妊娠し、2つ上の先輩と結婚したが、3年で離婚することに。
そんな彼女に、妊娠がわかった時の心境や、10代での育児、シングルマザーになった経緯などを聞いた。(全2回の2回目/最初から読む)
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気持ちに余裕があった2人目の出産
――2人目の出産はいかがでしたか。
ふうか 1人目同様、特にトラブルもなくて安産でした。
長男と散歩をしている時にお腹が痛くなったので、とりあえず何か食べようと思ってマックを買って。家に着いたらもうかなり痛い状態だったので、病院に電話したら「早くきて」って言われて。到着してすぐに生まれました。30分くらいだったと思います。
――2人目も立ち会い出産だったのでしょうか。
ふうか 病院に一緒に来てくれなくて、相手から「俺、車いじってくるから生まれそうになったら連絡して」って言われて。病院に着いた時点で、子宮口が6センチだったので、いつ生まれてもおかしくなかったんですけど、どこかに行ってしまって。
内診でグリグリとかされて痛みと戦っている時は、母と姉が支えてくれました。いよいよ生まれるって時に母が相手に電話したんですけど、なかなか来なくて。分娩台に上がるっていうタイミングでギリギリ来てくれました。一番隣にいて欲しかった陣痛の時にいなかったのが、ショックでしたね。
――2人目のお子さんに対面した時はいかがでしたか。
ふうか 2人目は生まれた時にすごく感動したんですよ。長男の時は考える余裕がなかったんですけど、2人目の時は気持ちにも余裕があったから、「私のお腹に本当にいたんだ」って不思議な気持ちになって。
でも、産後は後陣痛がきつかったです。痛みが強くて眠れなくて。陣痛って終わりがあるから頑張れるんですけど、後陣痛って終わりがわからないじゃないですか。入院中はそれが辛かったです。
育児のしんどさよりもストレスだったのは…
――2人の育児生活はいかがでしたか。
ふうか 育児のしんどさよりも、相手とのトラブルの方がストレスでした。
――具体的にどんなことが?
ふうか 出産祝い金をギャンブルに使い込んでしまったりとか。
あと1人目の出産後の退院日に「迎えにきてね」ってお願いしていたのに、寝ていて来なかったんです。それもあったので、2人目の時は「絶対に迎えにきてね」って言ってたんですが、迎えには来てくれたけど、家着いた瞬間に「親方に呼ばれてるから行ってくるわ」って私と子どもたちを置いて行ってしまって。
「2人目が生まれて初めて家に帰ってきたのになんで行っちゃうの」って1人で大号泣して。その時はこれからどうしようってすごく不安でしたね。
――離婚したのはいつ頃だったのでしょうか。