お笑い芸人・エルフ荒川さんの妹で、雑誌『I LOVE mama』モデルの荒川みなみさん(26)。22歳で結婚し、現在は1つ上の夫と3歳の息子、2歳の娘と4人で生活しながら、モデルやインフルエンサーの仕事をしている。
そんなみなみさんに結婚や出産、子育て、若ママへの偏見などについて詳しく話を聞いた。(全2回の2回目/最初から読む)
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ベビーカーは場所を取るので…「エレベーターを増やしてほしい」
――2人の子育てをする上で、行政の支援で良かったところはありますか?
みなみ 児童手当はすごくありがたいですね。あとはお米券が助かりました。大阪でお米の売り切れ騒動があったり、お米の値段も急騰している中で、1人5000円分のお米券を配られたことがあって。
――逆にもう少し変わってほしいと思うところはありますか?
みなみ 支援というよりも公共交通機関のエレベーターをもう少し増やしてほしいなって。仕事で東京によく行くんですけど、子ども2人をベビーカーで連れていると、エレベーターじゃないと移動ができなくて。列に並んでいてもベビーカーは場所を取るので「ベビーカーは乗れませんよ。次まで待ってください」って顔でみられたりして、何度か見送ることもあって。
たまに階段しかないところもあるので、その時は頑張って持ちながら登っています。スッとベビーカーを持つのを手伝ってくださる方もいるのですごく助かっているんですが、もう少し数が増えるとありがたいですね。
SNSとのギャップを感じる「子持ち様」話題
――ネットでは「子持ち様」という言葉も話題になりましたが、子育て世代としてどう感じていますか?
みなみ 「子持ち様だから私たちに配慮して」なんてことは全く思っていなくて。むしろ新幹線とかで子どもが騒いだら本当にすみませんって思いますし、ベビーカーを持ってくれる方に対しても貴重な時間をありがとうございますって本当に思います。
やっぱり手伝ってくれると嬉しいとは思いますが、そこに甘えず、自分でできることはなるべくやるように努力したいと思っています。
でも、SNSとのギャップも感じるというか。そういう声がSNSで話題になっている一方で、実生活では何か言われたことがなくて。むしろ優しくしてくれる方が多いんですよ。