初めての育児「最初の頃は少し大変で…」
――生まれてきたお子さんを見てどんな心境でしたか。
ふうか 嬉しかったですね。男の子だったんですけど、本当に可愛くて。相手も立ち会ってくれたし、あの瞬間は忘れられないです。
――初めての育児はいかがでしたか。
ふうか 私の実家で一緒に暮らすことになったんですけど、昼間はみんな仕事でいないのでほぼワンオペで。泣いたらすぐに泣き止ませないといけないって自分を追い込んでしまって最初の頃は少し大変でした。完全母乳だったので、私じゃないと対応できなくて。
あと、退院してすぐに高熱がでたんです。授乳していたから薬は飲めないと思ったんですけど、とりあえず病院に連絡したら「乳腺炎かもしれないから早く来て」って言われて。で、溜まっている乳汁を取ってもらって。そういう体調の変化も大変でした。
長男が8ヶ月のときに次男を妊娠
――2人目の妊娠はいつ頃だったのでしょうか。
ふうか 長男が8ヶ月の時です。2学年差で欲しかったので、妊娠がわかった時はめちゃくちゃ嬉しかったです。
――育児と妊娠、しかもワンオペとなると相当大変だったのでは。
ふうか そうですね。ただ、私の実家に住んでいたので、母や父も手伝ってくれて。だから1人で全部抱えるというのはなかったです。それに妊娠を機に、母乳育児も辞めて。ミルクをあげている時にスマホで漫画を読んだりして、ストレスを溜めないようにしていました。
――若ママであることで、周囲から何か言われたことはありますか。
ふうか あんまりないんですよね。実際の年齢よりも上に見られることが多くて、たぶん20代前半くらいに見られていたんじゃないですかね。
ネットとかで「若ママだと育児できない」みたいな声も見るんですけど、育児に年齢は関係ないと思いますね。むしろ若いからこそ頑張らなきゃって思っていました。若くても、ギャルでも育児ができないわけではないと思いますね。人によると思います。
写真=山元茂樹 /文藝春秋
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