国際親善のためギリシャを公式訪問している、秋篠宮家の次女・佳子さま。

 

日程も中盤を迎え、日本時間28日には大統領を表敬訪問。ギリシャ初の女性大統領、サケラロプル大統領の案内で並木道を進まれました。

 

佳子さま:
このように温かくお迎えいただいておりますことに、心から感謝申し上げます。天皇陛下より大統領閣下にお言葉を承っておりますので、お伝えさせていただきます。失礼いたします。
天皇陛下からのお言葉でございます。「くれぐれもよろしく」と仰せでした。「125周年と文化観光年を契機にギリシャと日本との友好親善が深まることを願っております」とのお言葉でございました。

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手元のメモを開き、陛下からのメッセージを大統領に伝えられた佳子さま。

 

この時にお召しになっていたのは、淡いクリーム色の振り袖。雲の縁取りの中に、松竹梅や亀甲といった縁起の良い模様が描かれています。

2019年にハンガリーを訪問された際の佳子さま

この振り袖は、2019年にハンガリーの大統領を表敬訪問した際にも、お召しになられていたものです。

 

しかし、皇室のファッションに詳しい歴史文化学研究者・青木淳子さんは、以前とは着こなしが変わっているといいます。

 

皇室ファッションに詳しい 青木淳子さん:
この時(2019年)の帯は若草色の華文に朱の差し色のあるもので、今回の帯は朱色と金の亀甲柄の中に、華文が織り出された重厚感のあるもので、着物の格をさらに上げています。ある意味、前回より少し年齢を経て、重厚感を持たせる着こなしを意識されたかもしれません。

“ブルーのニット”に注目集まる

今回のご訪問では、様々な装いを見せられている佳子さま。
中でも、パルテノン神殿を視察された際にお召しになられていた、鮮やかなブルーのニットが、「pierrot(ピエロ)」というブランドの商品ではないかと話題になっています。

首元がV字になったブルーのニットを着用

株式会社セレクト「pierrot」プレス 友廣真由子さん:
こちらのような切り返しが入っていたのと、こちらのVネックを前にして、お召しになっていたと思うんですけれども。ちょっと後ろがUになっていたので、かなりこの辺もうちの商品に酷似しているなというふうに思いました。