実力派俳優として揺るぎない地位を築いてきた生田さんですから、この炎上の根拠を深掘りして学びとすれば、役者としてさらに伸びるための糧にもできるのではないでしょうか。
タレントが激怒し、一喝した例も
また、タレントのSNSが糾弾されるだけでなく、SNSで暴走するファンにタレントが激怒し、一喝した例もあります。
2023年12月、ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」で堂本光一さんと共演した子役の小野桜介さんが、KinKi Kidsのライブを鑑賞したことをインスタのストーリーズに投稿しました。
これを見て、小野さんが“招待された”と勘違いしたファンが非道なコメントを寄せ、それを知った光一さんは自身のインスタで「おーちゃんにSNSで心無いコメントしてる人がいる」「まじ許せん」と綴り、不快感をあらわにしました。
実際は小野さんのご家族がチケットを取って鑑賞にいらしたそうで、事実も知らず幼い小野さんに暴言を吐いた人たちに向け、光一さんは「哀れに思う そうする事でしか自分を保てないのね」と、遺憾に思う旨コメントしました。
推しの言葉に自身の言動を省みて、行いを正す人が増えれば良いのですが。
タレントのSNSは「幸せ半分、心配半分」
こうして見ると、タレントのSNSは幸せ半分、心配半分で織りなされているようです。それでも、「自分が発信するものは、あらゆる角度からジャッジされる“表現”である」との自覚があれば、幸せの割合はだいぶ増えるように思います。
「酒が人をアカンようにするのではなく、その人が元々アカン人だということを酒が暴く」という有名な言葉がありますが、ネットもまたしかり。「SNSが人をアカンようにするのではなく、その人が元々アカン人だということをSNSが暴く」のです。
最後に、タレントもファンも、SNSを使うすべての人が心に留めておきたい言葉を記しておきます。
何を話すかが知性
何を話さないかが品性
どう伝えるかが人間性――カフェえどもんず氏(Instagram@cafeedomons)心得より
タレントさんのSNS運用に、幸多からんことを祈ります。