お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)に性的行為を強要されたとして複数の女性が告発している問題。7月11日発売の「週刊文春」にて、松本側の脅迫まがいの言動について証言したX氏が初めて実名を明かし、取材に応じた。

直撃取材に応じる松本 ©文藝春秋

「あの日、私が(松本側の代理人である)田代政弘弁護士から、A子さんに証言台に立たないようにしてほしい旨の打診を受けたことは、紛れもない事実です。私がその申し出を拒絶したのは、何より『性的行為を強要された』とするA子さんの話が真実であり、松本人志氏のおぞましい行為に憤りを感じているからです」

実名を明かすことにした理由

 さらに、こう続ける。

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「今回の会見で田代弁護士が断りなく私の名前を出したと聞いておりますし、A子さん個人を訴えると口にするなど、彼女を萎縮させる行動を続けています。こうした言動を受けて、この度、実名でお話ししようと考えました」 

6月5日、A子さんを尾行する黒ずくめの男 ©文藝春秋

 X氏は1993年に検事任官。その4年後には東京地検特捜部に抜擢された。2001年に退官し、現在は弁護士として大型事件の弁護をいくつも手掛けている。

 7月17日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および18日(木)発売の「週刊文春」ではX氏の実名証言を交えて松本側の出廷妨害工作の詳細を報じる。またA子さん以外の告発女性たちへのインタビューも掲載している。

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