現在放送中の夏ドラマにおいて、“怪役”を披露し注目されているのが、今年69歳になるかたせ梨乃だ。

 かたせは、ボーイズグループ・JO1の豆原一成と、連続ドラマ『夫婦と16歳~狂気の隣人~』(テレビ東京)でダブル主演を務めている。同作でかたせが演じるのが、白石美子。これがとんでもない狂気性を持ったキャラなのだ。

『夫婦と16歳~狂気の隣人~』で狂気的な演技を見せているかたせ梨乃(番組Instagramより)

“自称16歳”の61歳女性を熱演

『夫婦と16歳~狂気の隣人~』は、マンガアプリ「少年ジャンプ+」でインディーズ連載中の漫画家・ぱんぷきんによる同名コミックが原作。61歳の美子が、豆原演じるアパートの隣人・野村紘に一目惚れしてしまい、新婚だとわかっていながらも、「好きなら奪ってしまえ」と色恋仕掛けする様子が描かれるロマンティックホラーである。

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 暴走を続ける美子は前述した通り実年齢が61歳の一方で、“自認16歳美少女”という変わった設定のキャラだ。脳内には、自ら生み出した“理想の16歳美少女の白石美子”が存在している。かたせはかわいらしい衣装を着て、そんな空想上の“16歳の美少女”を演じている。

 かたせは、キンキン声でぶりっ子な16歳の美少女の精神を持った61歳の美子を熱演。作中では若手女優・林芽亜里が演じる(空想上の)16歳バージョンの美子も登場。61歳と16歳の美子が会話するシーンもあり、狂気に満ちた世界観でドラマは展開していく。

61歳の美子を演じるかたせ梨乃(左)と、空想上の16歳美少女を演じる林芽亜里(番組Instagramより)

名門出身の「お嬢様」

 今回、“自認16歳の美少女”というとんでもない役を演じているかたせは、デビュー50年目となるベテラン女優だ。

 1957年5月8日生まれ、東京都出身。小学校から高校まで名門・雙葉で学び獨協大学外国語学部に進学したお嬢様でもある。大学在学中にCMモデルとして芸能界入り。人気番組『11PM』(日本テレビ)のカバーガールを務め、1978年にはドラマ『大江戸捜査網』(テレビ東京)で俳優デビューを果たす。