「優勝の瞬間、観客席にいた彼女は歓喜の叫び声を挙げたあと、そのまま隣の人に抱きついて、大号泣していました。カレシの五輪連覇が本当にうれしかったのでしょうね」(事務所関係者)

 7月29日、五輪連覇を果たした柔道男子66キロ級の阿部一二三(ひふみ)(26)。その雄姿を観客席からずっと見守っていたのは交際相手のグラビアアイドル橋本梨菜(30)だった――。

柔道男子66キロ級で金メダルを獲った阿部一二三(26) ©JMPA

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「史上最強の兄妹」として迎えたパリ五輪だったが…

 2021年の東京五輪では、女子52キロ級の妹・(うた)とのオリンピック史上初となる兄妹同日金メダルに輝いた一二三。

 五輪後も兄妹の快進撃は止まらず、世界選手権での連覇も揃って達成した。まさに「史上最強の兄妹」として迎えたパリ五輪。精神を整え、自分の出番を待つ一二三に衝撃の知らせが入ったのは、初戦開始わずか42分前のことだった。

「先立って試合に出場した詩が2回戦でまさかの敗北。敗者復活戦にも進出することができず、メダルを逃す結果となったのです」(現地スポーツ記者)

2回戦で敗退し泣き崩れる阿部詩 ©JMPA

観客席からは“日本一黒いグラドル”が見つめていた

「妹の分まで戦うということだけを言い聞かせた」という一二三の姿を観客席から懸命な眼差しで見つめていたのが橋本だった。