私がオリックス・バファローズ公式ダンス&ヴォーカルユニットBsGirlsのパフォーマーだった2016年シーズン、オリックス・バファローズは残念ながらパ・リーグ最下位の6位という結果に終わりました。
ホーム試合終了後、オリックスが勝利するとBsGirlsは球団応援歌のSKYに合わせて毎回グラウンドで踊ります。喜びを噛み締めながら最高の気分で踊るんです。これを私たちは「勝ちSKY」と呼んでいます。しかし、負けてしまうと、この「勝ちSKY」は実施せず、球場に足を運んでくださったオリックスファンの方々に、「本日は球場に来て応援して頂いた」感謝の気持ちと「明日も宜しくお願いします」の気持ちを込めて「ありがとうございました」と一列に並んで挨拶をします。(勘違いされることが多いですが決して謝っているわけではありませんよ……)
試合終了のその瞬間まで、毎回「絶対勝ちSKY踊るでー!」と勝利を祈りながらスタンバイしているBsGirls。2016年シーズンは挨拶だけで終わってしまう事が多かったけれど、2018年シーズンはこれからたくさん「勝ちSKY」が踊れるはず! そう信じて今回は、うまく上昇気流に乗れるようにと願いを込めたオリックス・バファローズの逆襲の可能性について書いていきたいと思います!
中継ぎ陣の役割分担が出来てきた
5月11日までオリックスは、現在Aクラスにいるソフトバンクに2カード、そして対西武・日本ハムと4カード連続で勝ち越しを収めました。その後少し調子を崩しはしたものの、GW中に連続でカードを勝ち越せた要因は、中継ぎ陣の役割分担が出来てきたことにあるのではないかと私は思っています。正直、以前は中継ぎ陣が要所で粘りきれず、誰が次に出てくるのかさえ分からないような投手起用しか出来ない状況でした。しかし今はある程度予測ができるようになって来たと感じており、リードした展開の場合は顕著にそれが現れているように思います。セットアッパーには黒木投手か山本投手、抑えに増井投手といった感じでしょうか。また澤田投手の調子も良く、吉田一将投手も大車輪の活躍、近藤投手も含め素晴らしい中継ぎ陣が構成されつつあります。
前回、私は山本由伸投手を中継ぎではなく、先発で起用してほしいというコラムを書きました。しかし山本投手が中継ぎに入ってから、勝ち試合の8回を投げる投手が出てきたことで役割分担がはっきりしたように思え結果的には良かったかなと思っています。(最初は中継ぎで出てきた時には「なんでや~」とも思ってしまいましたが……)山本投手の起用については、今シーズンは酷使が無ければ中継ぎ起用で良いかもしれませんね。ただやはり来シーズンからは先発での起用をお願いしたいのが私の願望です! 前回のコラムから先発での起用を望んでいる気持ちは変わっていませんよ。
「勝ちSKY」を踊りたいとグラウンド奥でスタンバイしていたBsGirls時代、勝ちを確信できる継投は、それだけで私達のテンションを大きく上げてくれました。今年のメンバーもきっと黒木投手や山本投手のコールを聞けば、いよいよ「勝ちSKY」が近いんだと心躍らせている事でしょう。