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 浮間中央通りの起点となる交差点を過ぎると「NISSAN販売店」などが現れて活気が出てきた。起点から2.6キロまでくると、「くら寿司」や「ヤマダデンキ」などが入るショッピングモール「セブンタウン小豆沢」が現れた。その反対側には「とんでん」もある。そして起点から3キロの所が、国道17号中山道との大きな交差点だ。さすがに車の通行量が多い。

歩くこと1時間...ついに志村三丁目で立ち食いそば屋を発見!

 国道17号中山道の交差点を渡るとMEGAドン・キホーテが現れる。この辺りが今までで最も賑わっているエリアだ。そして初めてラーメン屋「らあめん花月嵐志村店」が現れる。道路の反対側には「リンガーハット環八通り志村店」のかわいい屋根。

 9月とはいえ、気温はすでに33度を超えている。歩き始めて1時間過ぎた所で、ついに「立喰そば・うどん石かわ」の黄色い看板を発見した。環八に面している、1つ目の立ち食いそば屋だ。

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ついに立ち食いそば屋を発見

「立喰そば・うどん石かわ」は年配の夫婦が切り盛りするカウンタースタイルの店である。平成15(2003)年の創業だ。自家製の天ぷらがうまく、静岡県沼津市から仕入れる鰹節などの出汁で作った絶品のつゆを丁寧に一杯ずつ温めて提供している。そばうどんは浮間にある製麺所から仕入れている。

 自分は「なす天そば」(400円)、同行のB氏は「げそ天そば」(450円)を注文。すぐに登場したのでつゆをまずひとくち。これは評判通りの絶品のつゆである。そばも茹で麺とは思えないコシがある。「げそ天そば」も「げそがゴロゴロした天ぷらでうまい」とのこと。

「なす天そば」

「赤羽から環八を歩いて来た」と女将さんに話したら「あらすごい。でも赤羽は意外と近いでしょ」と言われて少しズッコケた。

 車利用者より近隣のオフィスに勤める人や、近所のおばさんなどが常連のようでアットホームな雰囲気の店だった。天ぷらは春菊天もうまいらしいし、冷しそばは生麺を茹でて作っているというのでまた食べに来ようと思う。