放送中のドラマ『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。主演の元乃木坂46生田絵梨花(27)の出演シーンで、とある“事件”が起こっていた――。
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実直に演技に向き合う生田
2012年に乃木坂46のメンバーとしてデビューした生田。
「乃木坂在籍時からミュージカル『レ・ミゼラブル』に出演するなど、演技志向が強かった」(芸能記者)
今回のドラマで、生田が演じる若手高校教師は、長時間労働や保護者への対応など、教員が直面する問題に体当たりでぶつかっていく。生田は地上波連ドラ初主演作として並々ならぬ思いで臨んでいた。
「撮影に入る前の衣装合わせの段階で彼女の台本には付箋がいくつも貼ってあって、疑問点を監督に質問していました」(ドラマ関係者)
実直に演技に向き合う姿を、度々スタッフらに見せていた。
「あるシーンで、なかなか泣けず撮影に時間がかかってしまった。それを気にした生田さんは『迷惑をかけました』とスタッフに声をかけて回っていた」(同前)
生田を凍り付かせる “ブラ紐事件”
そんな彼女を凍り付かせる“事件”が起きたのは、6月下旬の撮影中のこと。
「お前の作品じゃないんだ。俺の作品だ!」
現場に響き渡ったのは脚本・演出を手掛ける宅間孝行監督の怒声だった。
「動きの激しいシーンで、撮影中に生田さんのブラジャーの肩紐が出ていた。俳優でもある監督は、生っぽさにこだわりがあって、そのまま撮影をしようとした。ところが、女性の衣装担当が、生田さんを気遣ってそのブラ紐を直したのです」(ドラマのスタッフ)