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TOKIO元メンバー山口達也事件と、芸能界の「危機対応」

速水健朗×おぐらりゅうじ すべてのニュースは賞味期限切れである

『NEWS ZERO』や『news every.』も

おぐら TOKIOに限らず、嵐の櫻井翔は日本テレビの夜のニュース枠『NEWS ZERO』に、NEWSの小山慶一郎は同じく夕方の『news every.』に、それぞれキャスターとして出演しています。

紅白歌合戦2017リハーサルに臨む嵐のメンバー ©文藝春秋

速水 彼らは、何らかのコメントをせざるを得ない立場にいるんだよね。

おぐら 実際、誰がどんなコメントをしたかに注目が集まり、それが報道の過熱につながった側面もありますし。

速水 この事件に対して、ジャニーズ事務所の所属タレントが皆、口を閉ざしたとしたら、これは圧力をかけたと勘繰られる立場にも置かれていたわけ。単なる芸能活動であれば、抑え込めたのかもしれないけどね。

おぐら あ! 東山紀之もテレビ朝日の日曜朝のニュース情報番組『サンデーLIVE!!』でメインMCをしていました。

速水 そこよく思いついたね!

おぐら もはやジャニーズ事務所は、日本のニュースや報道に一定の影響を与えかねないポジションにいるってことですね。

速水 このことは当然気が付いていたんだけど、今回あらためて実感させられた。

おぐら 会見でも松岡昌宏が「言いたくもないであろう後輩たちもコメントをしなきゃいけない部分も多々ありました。こんな情けねえ先輩を持って本当に申し訳ないと思いました」と言ってました。

松岡昌宏 ©文藝春秋

速水 あのTOKIOの4人での会見における松岡昌宏の対処やコメントは、ほめられてもいるよね。これは今後彼の特技として記憶されそうだけど。

おぐら 危機対応能力は、TOKIOの新たな開拓領域になりそうですね。