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ジャケットの女性のイラストのモデルは…

「その後、ユニバーサルと契約した米津を一社員として担当したのが、K氏。彼女はそれまで宣伝一筋で音楽制作は門外漢だったものの、彼のプロデュースに乗り出すのです」(同前)

 そして米津は13年4月に個人事務所「R」を立ち上げ、5月にメジャーデビュー。6月1日付でK氏が代表取締役に就任した。

「15年発売のシングル『Flowerwall』のジャケットには米津自身によって女性のイラストが描かれていますが、モデルはK氏と言われています。米津は彼女に全幅の信頼を置いている。今年8月には朝ドラ主題歌を含むアルバムを4年ぶりに発売しました。K氏の戦略で、今回は露出を増やしています」(同前)

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モデルはK氏? 女性のイラストが描かれた『Flowerwall』のCDジャケット(Amazonより

本拠地を転々、そして謎のアパート

 ただ、二人三脚で業界を席巻する彼らには不可解な点が。「R」の所在地が中央区や渋谷区、港区を転々とした後、19年に23区外に移っているのだ。現地を訪ねてみると、巨額の売り上げを生み出す国民的シンガーの事務所に似つかわしくない古いアパート。どうやら築40年近いらしく、思わず、呟いてしまう。「はて?」。住民にも尋ねたが、

「このアパートに会社があるなんて知らない。米津さんも見たことありません」

 謎のアパートを本拠地に、蜜月関係を続ける2人。当のK氏や米津はどう答えるのか。「R」の社長でもあるK氏に確認を求めたところ、代理人弁護士から、

「米津玄師とK(原文は実名)が交際した事実はありません。(Rをアパートに移転した理由などは)当社の内部的な業務内容に関するものですのでご回答は差し控えさせて頂きます」

 と、「スンッ」な回答が届いた。とまれ、2人は「百年先も憶えてる」ような楽曲を奏で続ける。