埼玉・上尾市で9月28日、集合住宅に住む23歳の男女が面識のない女に刃物で襲われた。近隣住民によると、被害者は引っ越してきたばかりだと言っていたという。

Mr.サンデーは、近隣住民を取材。引っ越し当日の夜に起きた、見知らぬ女に襲われるという異様な事件の全容が見えてきた。

虫よけスプレーを噴射し、包丁で切りつけ

近隣住民A:
「助けて、助けて」と。いきなり耳切られたって言って。

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近隣住民B:
女の人の泣く声がずっと聞こえて。

現場で容疑者を取り押さえた人:
宅配便か何かみたいな形でインターホンを押してきて。だいぶ周りが出血していたので。
(被害者は)引っ越してきたばっかりって言ってましたよ。家の中に段ボールとかいっぱい。

28日午後10時ごろ、埼玉・上尾市の集合住宅に住む23歳の男女が、面識のない女に刃物で襲われる事件が発生した。

虫よけスプレーを噴射し、女性の頭を切りつけたという

その夜、23歳の女性は宅配便を名乗る呼び出しに応じた。鍵を開けると、現れた女が突然、虫よけスプレーを噴射。包丁で女性の頭部を切り付け、助けに入った男性の左手を切り付けたという。

 

現場で容疑者を取り押さえた人:
女性の「助けてください」という声が聞こえて。周りの方も顔出して。血を流されている女性の方が、中に知らない人が入ってきて、まだ旦那が中にいるんですっていう話をしていて。玄関をのぞいたら玄関に包丁はもう落ちていて、奥の部屋の中をのぞいてみたら、男性の方と犯人、男性の方も戦ってすごい負傷していて血が…。
倒れている女性に対して上から馬乗りになっているのがちょっと見えました。私が最初に入ってきて、一緒に押さえて「大丈夫だから誰か来てください」って言って、2~3人くらい後から来ていただいて、3人くらいで取り押さえた。

 

住民らに取り押さえられると、目をつむり動かなくなったという女。

「近隣トラブルで女性が刃物を所持している」という通報を受け、駆けつけた警察が殺人未遂の現行犯で女を逮捕した。