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「自社管理物件はありますか?」は神質問

AD付き物件かどうかは、客側でもわかります。

「マイソク」と呼ばれる物件情報(不動産屋で常に提示される紙資料)の右下あたりにAD1、AD2(あるいはAD100、AD200)などと記載されているからです。インセンティブがある物件からまとめていきたいというのは当然の心理です。AD付き物件だから、というだけで問題を感じることはありませんが、そういう物件もあるのだということは頭に入れておいてもいいかもしれません。

部屋を探している側が好んでAD付き物件を求める理由はあまりありませんが、自社管理物件には、交渉や相談がしやすい、入居後の不安が減らせる、というメリットがあります。

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「自社管理物件はありますか?」と聞けば、教えてくれるはずであり、これはある意味“神質問”だともいえます。

当たり前のように「ないですね」などと返してきたとしたなら、少々問題だからです。自社管理物件が多いのは、それだけ大家さんに信頼されているということ。

自社管理物件がないというのは、その逆だとみなせるからです。

実店舗の不動産屋に行く際には「路面店を選ぶのがいい」ともよく言われます。路面店とは、1階にあり、道路に面している店舗のことです。

大抵の駅前には、店の前に物件情報を貼りだしている年季の入った不動産屋があるものなので、そういうところを選ぶのがいいということです。

不動産屋を調べるなら「免許の更新回数」を見るべし

信用できるかどうかの判断が難しいのは空中店です。

ビルの5階などに入っている店舗のことです。そのビルで営業を始めてまだ間もない場合もあるので、1年後、数年後にも営業を続けているとは限りません。一概にいえることではないので、決めつけるような書き方をすれば怒られることにもなるのでしょう。

しかし、一般論としてそういうイメージをもたれているのは確かです。

また、大手不動産会社の看板を掲げていても、フランチャイズ加盟しているだけで、組織としては完全に別会社だというパターンもよくあります。ネットワークなどでつながってはいても、看板はあくまで看板です。