中国で開催、タイで撮影されたオーディション番組「CHUANG ASIA」で決勝戦2位を獲得し、「Gen1es」のメンバーとしてデビューしたRUANさん(20)。
3年前の韓国、中国、日本の3カ国で開催された「Girls Planet 999:少女祭典」では、惜しくもデビューを果たせず、悔しい思いをしたRUANさんに、2回目のオーディションに挑んだきっかけやオーディションでの秘話、デビューをした心境などについて聞いた。(全2回の1回目/続きを読む)
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デビューを勝ち取るサバイバル番組「ガルプラ」で一躍話題に
――RUANさんが一躍話題になったのは、2021年のオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典(通称ガルプラ)」です。韓国、中国、日本の3カ国で開催され、応募総数約1万3000人の中から、デビューを勝ち取るという、サバイバル番組ですが、辛くなかったですか?
RUAN 言語の壁はもちろんありました。韓国で撮影もするので、基本的には韓国語での会話が多かったりして。グループで審査される場合は、日本人、韓国人、中国人の3人で組まないといけないのですが、コミュニケーションがなかなか難しかったですね。それでもジェスチャーなどを交えて、お互いを理解して、良いパフォーマンスができた時はめちゃくちゃ達成感がありました。
――オーディション期間は合宿所で、みんなで共同生活をしてたと。大変だったことはありますか?
RUAN とにかく練習が大変でしたね。とりあえず練習室に閉じ込められて、ご飯だけ出るみたいな。
――ご飯の時間以外は基本練習ですか?
RUAN 朝10時から夜10時までずっと練習です。食事の時間だけは取りますが、それ以外はずっと練習室の中にいました。
――黙々と一人で練習を?
RUAN みんなでオーディションのミッションに向けてやっていましたね。お互いのダンスを見ながら意見を言ったりして。中にはグループの中で意見が噛み合わずまとまらないところもあったんですが、私のグループは平和に練習できていました。
メンバーで励まし合いながら海外で共同生活
――睡眠時間は取れていた?
RUAN 私、寝るのがすごい好きなので、部屋に戻ってすぐに寝て、練習開始のギリギリで起きるっていう感じで。休憩時間などが少しでもあれば寝ていましたね。
――食事はいかがでしたか?
RUAN よくも悪くも食事にそんなに興味がなかったので、大丈夫でした。辛いものも得意なので韓国料理は合っていましたね。
――ホームシックになることは?
RUAN それが意外となかったんです(笑)。当時は16歳だったし、初海外だったので、緊張するかなと思っていたら、むしろワクワクしていたというか。オーディションにはデビュー経験のある子も参加するので、「あ、この子見たことある」みたいな感じで。
あとはやっぱり日本人メンバーとはすごく仲良くなるんです。言葉も育ってきた環境も似ているので、みんなで励まし合いながらやっていました。
でもコロナの時期だったので、親はすごく心配していて。共同生活は初めてだったので、寮でうまくやっていけるかは少し不安でした。
――10代、20代の女性が集まりますが、喧嘩などは?