中国で開催、タイで撮影されたオーディション番組「CHUANG ASIA」で決勝戦2位を獲得し、見事デビューを果たしたRUANさん(20)。

 3年前の韓国、中国、日本の3カ国で開催された『Girls Planet 999:少女祭典』では、惜しくもデビューを果たせず、悔しい思いをしたRUANさんに、2回目のオーディションに挑んだきっかけやオーディションでの秘話、デビューをした心境などについて聞いた。(全2回の2回目/最初から読む

 

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さらにグローバルな環境の「Chuang Asia 2024」に出場

――ガルプラから2年後の2023年、中国が主催で、タイで撮影されたオーディション番組「Chuang Asia 2024」に出場したということですけれど、きっかけは?

RUAN ガルプラ(Girls Planet 999:少女祭典)に出てから、「K-POPアイドルになりたい」「韓国でデビューしたい」って気持ちがすごく強くなったんです。そんな時にこの話が来て。中国のオーディション番組をタイで撮影するということで、新しいなと思って。

 それにタイ・中国・日本・韓国・インドネシアなどから出場者が集まるので、ガルプラよりもさらにグローバルな環境で戦えるなと思って。それですぐに挑戦させてくださいと事務所に連絡しました。

――タイを中心に撮影・放送されたということですよね。なぜタイだったのでしょうか?

RUAN 中国では不祥事をきっかけに、アイドルオーディション番組は禁止されているようなので、タイになったんだと思います。

 タイはアイドル文化が日本や韓国ほど強くなく、まだまだ認知度も低いので、この番組をきっかけにいろんなファンを取り込むことができたんですよね。お客さんの熱量もすごく高いし、国全体で盛り上げようみたいな雰囲気もあって。

 

「次こそはデビューしないと」というプレッシャー

――2度目のオーディションはいかがでしたか?

RUAN ガルプラで海外でのオーディションという環境には慣れていたので、そこは不安なかったんですが、次こそはデビューしないとっていうプレッシャーはありました。ファンの皆さんも待ってくださっているので、手ぶらで帰るわけにはいかないなと。全身全霊かけて今回こそは、と強い気持ちで臨みました。

――何度もオーディションを受ける方は結構多いのでしょうか。

RUAN 多いですね。特に韓国だと練習生のうちにいろんなオーディションを受けるみたいです。オーディション出場が2回目、3回目の方は結構いますね。

――オーディション番組に再挑戦する人のことを中国では、お肉と野菜を別々に炒めて1つの鍋に戻すという意味で、回鍋肉(ホイコーロー)と呼ばれるみたいですね。