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女癖の悪さは誰も否定できないでしょう
希美さんの実家は塩尻市内にある老舗の漆器店で地元の名士。希美さんは大学卒業後に地元に戻って家業を手伝っていたところ、丸山容疑者と塩尻の青年会議所(JC)で知り合った。結婚後には2人の息子に恵まれている。しかし、丸山容疑者は冒頭のように頻繁に飲み歩き、女性への“ちょっかい”も多かったという。
「若い時は本当にやんちゃだった。県議になってからはだいぶ丸くなったけど、仲間と毎晩のように居酒屋や女性のいる店に出入りしていたし、事件後も何事もなかったかのように飲み歩いていた。女癖の悪さは誰も否定できないでしょう。信濃毎日に書かれた女性は自民党県連の関係者と言われていて、ダブル不倫だったと聞いている。ただ、女性は大輔と一緒になるために離婚したそうだ」(自民党長野県連関係者)
10月15日の任意聴取後、22日に来年の統一地方選に向けた決起集会を開いた丸山容疑者。周囲からは「自分が逮捕されるかもしれないのによく出馬を表明できた」との声が聞こえてくる。逮捕数日前に酒場で一緒に飲んでいたという知人も「事件の話はしなかったし、事情聴取の話もでなかった。逮捕されるといった危機感は感じなかった」という。丸山容疑者と親交が深い知人らは一様に「まだ信じられない。人を殺せるような人間ではない」と口を揃えるが、捜査の進展が待たれる。
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