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長男に寂しい思いをさせないようにと…「できない自分を責めてしまって」

――2020年に二男、2023年には三男を出産されました。現在は3人の育児に奮闘中ですが、育児はいかがですか。

なつみ 二男を出産してからまた産後うつになってしまって。長男の時とはまた違う感情で。長男に寂しい思いをさせないようにどちらにも同じ時間をかけて育児するっていうのができなくて、できない自分を責めてしまって。

 長男は寂しいのかなと思うと涙が出てきて、自分でも感情がコントロールできなくて。その時はすごく辛かったです。こんな母親でいいのかって思ってしまって。

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 どこかで年齢が若い分、完璧に育児をしなきゃいけないって思っていたんだと思います。「若いからしょうがないよ」って思われたくないというか。若いからしつけがなっていないとか、子どもがマナー悪いって思われないようにちゃんと育てようと思っているうちに、自分をどんどん追い込んでしまって。

 でも3人目になると少しずつ慣れてきて、今はだいぶ楽になりました。お風呂とか寝かしつけも流れ作業というか、順番に入れていって、洗っては拭いて、着替えさせて、という繰り返しなので。もちろん大変なこともあるけど、それ以上に幸せで子育てって楽しいなって。

 長男は積極的にお手伝いしてくれるし、喧嘩もするんですけど、弟たちともたくさん遊んでくれて。それに夫も前よりも時間ができて育児もたくさん協力してくれて。子どもたちの成長を感じる余裕ができましたね。

 

やりたいことをやらせてあげられるよう貯金もしたい

――なつみさんは仕事はいつから始めたのでしょうか。

なつみ 2人目を出産して半年ぐらいで働き始めました。まず、2人目の妊娠中に運転免許を取って。出産後は保育園に預けるために、パートを始めました。

 保育園は家から近いところを申し込んで、半年くらい待って入れましたね。2人とも同じ保育園に預けられたので楽でした。朝、保育園に送ってから仕事に行って、4時半にはお迎えに行くっていう感じで。仕事のお昼休憩の時間に家にサッと戻って夜ご飯の準備をしておいて。家に帰ってからは6時までにご飯を食べさせるようにしています。

――なつみさんもパートナーも10代での妊娠・出産で、金銭的な不安はありましたか?

なつみ それはありましたね。もちろん夫が働いているので、2人で生活していく分はどうにかなると思いますが、これからどのくらいかかるんだろうという不安は今でもあります。大学まで行くことになったら何百万もかかるし、塾や習い事なども考えると……だからこそ私もたくさん働かなきゃと思っています。パートだけではなく、モデルやインフルエンサーとしてもっと活動していけたらと。

 それに、心配性なので毎月家計簿をつけて管理をしています。お金のことは夫とたくさん話して、子どもたちがやりたいことをやらせてあげられるようにちゃんと貯めていきたいと思っています。