メイク動画を発信するギャルYouTuberのゆ~ちょぱさん(22)。中学を卒業後、塗装業で働きながらSNS活動を始め、今では29万人の登録者を持つ人気YouTuberに。
また、以前投稿した日サロで焼いた肌の動画には「想像の5倍くらい黒い」「ここまで綺麗に焼けるのはすごい」とコメントが殺到するほど話題になった。そんな彼女に、黒ギャルになったきっかけや、高校に進学しなかった理由、YouTuberになった経緯など話を聞いた。(全2回の2回目/最初から読む)
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ネットでコスプレ用の制服を買って「高校生だ~」って
――周りが高校生になっている中、中学卒業後、すぐに働くというのは大変ではなかったですか。
ゆ~ちょぱ 早くお金を稼ぎたいと思っていたので、そんなに大変じゃなかったですね。それに年上の方たちと仕事することで、いろんなことを学ぶことができたので。
ただ、一度だけ、高校で塗装作業があったんです。高校生たちが楽しそうにしている姿をみながら、作業しているときは「いいな。羨ましいな〜」って思いました。
放課後に制服を着てみんなで遊ぶとか、そういうのはやってみたかったです。放課後の時間はずっと仕事だったし、休みも週に1日だけだったから同級生と遊ぶ時間はなかったので。でも、たまに空いた日に、ネットでコスプレ用の制服を買って、プリクラ撮ったときは、「わ〜高校生だ~!」って嬉しくなりました。
平成のギャル男っぽいパートナーに一目惚れ
――ゆ~ちょぱさんは塗装業の現場で今のパートナーと出会ったんですよね。きっかけは何だったのでしょうか。
ゆ~ちょぱ 初めて入った会社の先輩だったんです。一目惚れしました。平成のギャル男っぽくて、身長も高くて、かっこいいなって思って。「彼女おるんですか?」って聞いたら、「おらんよ」って言われて。11歳も離れているし、ちょぱのことなんて眼中にもなかったと思うんですけど、これはチャンスだと思って頑張って食事に誘って。
何度か食事に行っているうちに仲良くなり、付き合うことになって、20歳の時に結婚しました。今はYouTube活動を積極的に手伝ってくれています。
――ゆ〜ちょぱさんがSNSで発信するようになったのはいつでしょうか。
ゆ~ちょぱ 16歳くらいからTikTokで発信を始めました。暇つぶしで始めたんですけど、最初に載せた動画がすごくバズって、フォロワーが数百人くらいになったんです。最初の動画はメイク系ではなくて、ただ音楽に合わせてウインクするっていう動画だったんですけど。
で、そこからファンの方もできてきて、少しずつ力を入れ始めました。