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「今、解けない」部分を見極めて割り切る

 私が人生の趣味で唯一「できるようになった」ギターの例を考えると、究極のコツは「他の人がびっくりするようなスローなテンポ、自分が心地よく弾けるスピードで、メトロノームと一緒に練習する」ことだったが、これをプログラミングに当てはめると、自分が楽に取り組める難易度の低いもので練習すべきなのだ。

 つまり、プログラミングの場合、レベル1の課題がもっともコントロール感がある。その水準のものでいいので、自分が何も見ずにさくさくコーディングできるものを増やしていく。

 これは「自分の脳の負担を減らす」非常に合理的なアプローチだ。

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 レベル1の領域を増やしつつ、レベル3の仕事は素直にラーニングコースなどでさっと学んでしまうのがよいだろう。問題はレベル4がきたとき、どうしたらいいかだ。  

 やらないのも一つの選択肢だ。自分には手に負えないことを素直に認めて、人に頼るのもいいし、その分野のラーニングをやることで底上げされてレベル3くらいまで理解が深まるかもしれない。

 いずれにせよ重要なのは、「今の自分では解けない」としっかり見極めること。自分のレベルが上がればいつの日かそれがレベル3の範囲になるかもしれないが、それまでは割り切って他の部分での生産性を最強にすればいいのだ。

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