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費用の相場は月10万〜20万円。だが……

 プリスクールが増えたのは、政府による後押しが大きいという。

「そもそもプリスクールを開園するには、一園当たり5000~6000万円、設備を充実させると1億円近くかかります。ところが、待機児童解消を図るため2016年から内閣府主導で始まった企業主導型保育事業によって、認可外保育施設でも認可並みの補助金が出るようになり、プリスクールが急増しているのです」

 ただし、通わせる側からすれば、費用の相場は、月十数万円から20万円超と安くはない。

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 それなのに、芸能人やセレブ以外にも入園を希望する人が年々増えているという。一体なぜなのか。

「表向きの金額は高いのですが、設置基準を満たしているプリスクールであれば、幼保無償化の対象となり、3~5歳は一律で月3万7000円の助成が出ます。年間100万円ほどで英語教育が受けられる計算です。港区など区によってはさらに上乗せされ、年間の負担は少なくなる。小学校のインター(インターナショナルスクール)は、授業料が年間で250万~400万円ほど。それと比べると、リーズナブルに英語を学ぶことができるのです」

 記者の子ども時代にはなかった選択肢だ。

 大半のプリスクールにはホームページやSNSがあり、それらを見ると、英語教育だけでなく、アフタースクールに行う習い事のプログラムや送迎サービスも充実している様子が見て取れる。

 実際に子供を通わせている人たちは、プリスクールをどう評価しているのか。リアルな声を聞いてみた――。

 記者が取材してわかった「英語力の成長ぶり」、「意外な落とし穴」、「学校選びで気をつけたいポイント」など詳細は現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる。

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