そこはかとない虚しさも含めてキャバクラらしさを演出?
こちらの答えに応じて反応を変えるような高等な仕組みはなく、次の質問ではまったく異なる話題にすっ飛んでしまうので、えっ、そこは話題を拾って深掘りするところじゃないの? とツッコみたくなるのですが、そこはグッとこらえる必要があります。そういう虚しさも含めてキャバクラらしさを演出していると言えばその通りかもしれません。
もったいないのは、質問のバリエーションがやや控えめで、4~5分も続けていると同じ質問がループし始めてしまうことです。どうやら質問の母集団からランダムに呼び出す仕組みのようで、ついさっき答えたばかりの質問を再び尋ねられると、どれだけ没入しようと頑張っていても瞬間的に萎えてしまいます。見えないところで別のキャバ嬢に交代したせいで同じことを再度聞かれているのだと、自分に言い聞かせるしかありません。
キャバクラ未経験でもそれっぽさを体験できる
といったわけで、あくまでジョークスキルの域を出ないのですが、キャバクラを経験したことがない人が、それっぽさを体験するには、なかなか面白いスキルです。なにかと実用性が強調されるスマートスピーカーですが、音声でのやり取りでこんなこともできるというのは、新鮮な体験です。部屋の照明を暗めにしてプレイすると、さらにそれっぽさが演出できるでしょう。
今回は試しに10分ほどプレイしてみましたが、どうやらこのスキルは終わりがないらしく、延々と質問が続きます。むしろ一定の時間が経過するか、もしくは質問が出尽くした段階でキャバ嬢の側から席を立ってスキルを終了させるくらいの身勝手さがあったほうが、それっぽくなるのでは? と感じました。
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