宮崎が訪れた、sousoufarmの宗敏郎さんは、「畑をご案内する間、農作業のことをいろいろ尋ねられました。仕事のサイクルを説明すると、『やっぱり本物の農家さんは大変ですね』と。後日、お礼のお手紙もいただきました」と、振り返る。そんな宮崎が現在育てているのは、「糸島の農家さんに貰ったジャンボニンニクの種。もう芽が出ているそうです」(徳安さん)。
撮影で事務を訪れたことをきっかけに「ボルダリング」にハマり中
2つ目は、「タカラスタンダード」の新CMでも披露した「ボルダリング」だ。宮崎が通うクライミングジムの客が明かす。
「宮崎さんのボルダリング歴は4年ほど。以前、撮影でジムを訪れたことをきっかけに、『教えてください』と来店するようになったとか。頻繁には通えないものの、シューズをオーダーメイドするハマりぶりです」
気になる腕前は「初級と中級の間くらい」というが、宮崎は60代とは思えぬ身のこなしを見せるという。
「『気分転換にやっているから、上手くならなくてもいい』と言いつつも、失敗して落ちることを厭わず、覆い被さるような傾斜のついた壁にも細い腕で果敢に挑んでいる」(同前)
地元の子ども向け図書館の名誉館長に就任
そして3つ目にして宮崎が最も長く続ける“遊び”が、「読書」だ。
「“芸能界一の読書家”と言われるほどの本好きで、忙しくても月に3冊は読破するそう。宮崎さんは10年ほど前に人生の後片づけを意識して戸建てからコンパクトなマンションへ引っ越した。荷物を整理し、断捨離を始めたが、『やっぱり本は捨てられなくて』と話していた」(前出・関係者)
宮崎は今年地元に開館した、子ども向け図書館「こども本の森 熊本」の名誉館長に就任。イベントにも積極的に参加し、得意のクイズを交えながら活字の魅力を伝えている。さらに……、
「絵本など計7冊を寄贈いただきました。子どもの頃に読み親しんだ本や大人になって良さを感じられた本とお聞きしています。名誉館長おすすめの本として当館エントランスに配架しています」(「こども本の森 熊本」広報担当者)
“一人遊び”で人生を楽しみ尽くす宮崎。それこそが、彼女が今も「ピカピカに光る」秘訣なのかもしれない。