高校3年生が名を連ねているのは異例
今回の国際昆虫学会議には、小学生から高校生までが発表する部門も設けられている。だが、悠仁さまが発表されるのは、一般の研究者の部だ。
「一般部門での発表者は、東大や京大といった名門国立大学の学生が目立ちます。今回、悠仁さまのポスター発表の筆頭著者は国立科学博物館で研究主幹を務める清拓哉氏。昨年の悠仁さまのトンボ論文にも共同著者として名を連ねていた人物です。そのため小中高生の部門にはそぐわないという判断だったのでしょうが、一般部門に高校3年生の研究者が名を連ねているのは異例です」(同前)
悠仁さまが高校に進学した22年4月、「知人の研究者を介して赤坂御所に招かれたことを契機に、論文の手ほどきをするようになった」(秋篠宮家関係者)という清氏。悠仁さまの研究を支えているのは、清氏だけではない。今回の発表には、トンボ論文でも共著者だった元国立機関研究員の宮内庁職員の名前もある。宮邸の水田の手入れを手伝っていたところを秋篠宮家に“スカウト”され、悠仁さまの研究の家庭教師役となった人物だ。さらに、
「複数の著書もある在京のトンボ研究者2名も、発表に名を連ねています。もともとは悠仁さまが彼らの著書を読んで、『会いたい』と希望されたそう。悠仁さまは高校に入学されたくらいの時期から、この2名の研究者から都内のトンボの写真データを見せてもらいながら、生息域に関する情報を得ておられるそうです」(同前)
悠仁さまにとっての心強いサポート役
ポスター発表だけではない。今回の国際会議の運営側にも、悠仁さまにとって心強いサポート役がいる。
「今回の国際昆虫学会議の組織委員長を務めるのは、玉川大学学術研究所所長の小野正人教授。小野教授は悠仁さまと旧知の間柄なのです」(同前)
玉川大関係者が語る。
「小野教授は蜂の研究がきっかけで、秋篠宮さまと学術的交流をもつようになったそうです。赤坂御所へご進講に伺った際、小学5年生だった悠仁さまから『トンボ観察ノート』を見せてもらったこともある。今年4月には秋篠宮さまとともに悠仁さまが玉川大学を見学され、蜂の巣を手に目を輝かせる姿も報じられましたが、その際も小野教授が同席していました」