安田 ある日、団長がお店でグラスを落として割ってしまったことがあったんです。その時の様子から、「グラスを落とすほど、私と一緒にいることに緊張してるんだな」と伝わってきました。「裏表がない人なんだ」と思えるようになったことが大きかったです。
それに、自分のやりたいことに真っ直ぐ突き進む団長のことを知るうちに、「世の中に顔のいい人や背の高い人は沢山いるけど、団長みたいな人には二度と出会えない」と思うようになりました。団長は、「2つの道があったら、絶対に困難なほうを選ぶ」と日頃から言っているのですが、私は楽なほうを選んできたタイプなので、「この人といたら、自分も変われるかも」と感じたこともあり、お付き合いすることを決心しました。
――交際してから、何か変化はありましたか?
安田 お付き合いしてからは、私のほうがベタ惚れになってしまいました。団長はデート中にスタスタ先に行ってしまうのですが、「待ってくれないなんて男らしい…!」と全て良いほうに捉えていました。段々と団長の顔が山Pに見えるようになり、それを私が「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ)で話してしまった時は、ファンの方から「全然似てない!撤回して!」と苦情が殺到しました。当時はそのくらい夢中でしたね(笑)。
団長が「自宅に入れてくれない」驚愕の理由
――東京と名古屋の遠距離恋愛は大変でしたか?
安田 私が東京に会いに行く時は、いつもホテルをとってくれていました。でも、交際1年経っても、彼は一度も自宅のマンションに入れてくれなかったんです。その話になると、いつも黙り込んでしまいました。ある時ついに、「今日マンションに入れてくれないなら別れる」とまで言うと、1時間程の沈黙の後「占い師に、『大事な人は家に入れてはいけない』と言われた」と理由を絞り出してきたんです。
「今の家は風水的に悪いから、引っ越したら入ってもいいよ」と、その家を引き払って同棲を始めるまでは一度も家に入れてくれなかったです。怪しいとは思いましたが、「グレーにしておいたほうがいいのかな」という思いがあり、それ以上は追及しませんでした。今でも周りの人からは「グレーどころか、真っ黒でしょ」と言われます。
――当時、怪しい出来事は他にもあったのですか?