1月14日、警視庁に窃盗容疑で逮捕された三菱UFJ銀行・元支店長代理の今村由香理容疑者(46)。

©時事通信社

 13日配信の「週刊文春 電子版」では、2014年に今村容疑者が借金を大幅に減らす「小規模個人再生」の認可を東京地裁から受け、手続きをしていたことを報道。一方で、今村氏の夫が莫大な資産を所有していることが「週刊文春」の取材でわかった。

逮捕された三菱UFJ銀行の元行員、今村由香理容疑者 ©親川周平/文藝春秋

4億5000万円の土地資産に月極駐車場の賃料収入も

 今村氏が住む自宅の敷地と月極駐車場を含めた23区内の土地は夫名義で、200坪を超える。駐車場は25台ほどが駐車できる大きさ。その一区画を借りている利用客はこう語る。

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「賃料は長期なら1カ月で1万4000円。月30万~40万円の収入になるはずです。毎月末には今村さんの家に直接支払いに行くか、時々は奥さん自らが賃料を徴収しにくるんです」

 同じ区内に夫が他の親類と共有する分の土地と合わせて、実勢の坪単価から試算した場合、土地資産だけで4億5000万円ほどにもなる。当然、月極駐車場の賃料収入もある。

三菱UFJ銀行元行員の不祥事を伝える文書 銀行資料より

 1月15日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および1月16日(木)発売の「週刊文春」では、夫の資産家ぶり、近隣住民との間で起きていたトラブル、そして親戚の華麗なる経歴から見えてきたメガバンクとの意外なつながりなど世間を騒がせた貸金庫泥棒の正体を詳しく報じている。

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