1月から全国ホールツアーを開始するロックバンド、サカナクション。
この人気バンドのライブを巡り、「ライブを中止しないと、誰かが私に刺されます」などといった殺害予告を繰り返し送った疑いで男が逮捕されました。
「誰かを刺す」というメールなどをサカナクションの所属事務所などに送り、業務を妨害した疑いで逮捕されたのは、無職の鈴木啓太容疑者（26）。
2024年7月、サカナクションがライブを行う会場のお問い合わせフォームに、鈴木容疑者は「7/9、7/10の2日間に会場付近、及び駅前で大量に人が死にます。なぜならば、私は包丁を持ち歩いているからです」と投稿。
さらに、2023年10月に北海道、2024年6月にも、愛知県のライブに際しても「人が大量に死ぬことになる」などと脅迫メールを送信。
ライブは全て予定通り開催したものの、事務所側はライブ会場の警備を強化せざるを得なくなったということです。
男の逮捕を受けて、サカナクションは「今回の逮捕が、ライブ・コンサートを含むエンターテインメントの現場における脅迫行為の抑止につながることを願っております」とコメントしました。
警視庁の調べに対し、鈴木容疑者は容疑を否認。
2016年8月からオフィシャルファンクラブに入っていたといいますが、警視庁は犯行動機について詳しく調べています。
