東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、「今後も、1人でも多くのゲストに安心・安全に快適にお買い物をお楽しみいただけるよう、環境の整備に努めてまいります」とコメントしている。
「空席は心苦しいんですけど、今は耐え時」
一方、スポーツ界でも“新たな動き”があった。
バレーボール・SVリーグの会場の座席に置かれた張り紙には、「転売が明らかとなったためご利用いただけません」という注意書きが貼られていた。
日本代表の西田有志選手(24)が所属する強豪、「大阪ブルテオン」では、「観戦チケット」の完売が続く人気チームが相次ぐ“チケット転売”に対し、新たな“対策”を打ち出した。
フリマサイトなどから購入したいわゆる“転売チケット”で入場した場合、その席で観戦することができないという大胆な対策となっている。
「大阪ブルテオン」のホームページには『転売情報提供はこちら』と書かれていて、“転売チケット”を見つけた人に情報提供してもらい、該当する席に張り紙をすることで、観戦を制限するというシステムになっている。
大阪ブルテオン・ファンディベロップメント課 松岡透さん:
転売は“悪”だと。やはり多くの方に見てもらいたいというところは最終的なゴールなので、継続しながら(転売は)少なくなっていくだろうとは思う。しっかりと確認しながら進めていきたい。
しばらくは観客席が減少してしまう今回の対策だが、“長期的視野”で見れば、転売を“撲滅”することが期待される。
この対策にブルテオンファンの女性は、「空席は心苦しいんですけど、今は耐え時かなと思います。売る方も買う方もどちらもいなくなれば転売なくなるので、だんだんなくなっていって本当に行きたい人が行けるようになればいい」と願っている。
多くの人が楽しめるようにーー。
チームとファンが一丸となった取り組みは、スポーツ界全体へと広がっていくかもしれない。
(「イット!」 1月16日放送)