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ハマの一番打者を35年分調べてみると……

 高橋雅裕選手のことを考えているうちに、ふと「応援し始めてからのホエールズ・ベイスターズの一番打者がすべて知りたい」と思いました。知りたいと思うともう止められません。

『ベースボール・レコード・ブック』とにらめっこしながら、一試合ずつ一番打者を手作業で調べました。たまに「懐かしい!」とか「こんな日あった!」と声を上げながら。

 調べたのは高橋選手が入団した1983年から2017年まで35年間です。ベスト10はこうなりました。

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1.石井琢朗 1362(駆け抜けるスタジアム〜)
2.高木豊 728(ゆ〜たか〜ゆたか〜)
3.石川雄洋 432(栄冠〜掴むその日まで)
4.桑原将志 254(今だクワ食らいつけ)
5.波留敏夫 223(スーパー打撃見せてくれよ)
6.屋鋪要 220(それゆけチャンスだ屋鋪〜)
7.金城龍彦 181(見せてくれ見せてやれ)
8.荒波翔 173(煌くフィールド 荒波SHOW!)
9.高橋雅裕 160(マサが打つぞライトへ)
10.仁志敏久 142(誇らしき一振りは)

 錚々たる一番打者のみなさんです。それぞれの始まりを今でも鮮やかに思い出せます。堂々の1位はやはり石井琢朗さん。何度「駆け抜けるスタジアム」から昇天したことか。石川選手の「栄冠〜」始まりも大好きでした。またいつか「栄冠〜」で応援が始まる日が来たら嬉しいです。ちなみに僕が大好きだった高橋選手は9位でした。

今後の一番打者は誰の手に

 今年のベイスターズの一番打者は神里選手が37試合、桑原選手・梶谷選手が13試合ずつ、乙坂選手が2試合となっています(6月25日現在)。

今季、一番を多く打っている神里和毅 ©時事通信社

 先日、神里選手の応援歌が暫定ですが金城さんの応援歌になりました。6月12日マリーンズ戦。ベイスターズファンは久しぶりに「見せてくれ見せてやれ超スーパープレイを」の歌詞を歌いました。しかも一番打者。私は当然、目に涙たんまりです。神里選手は足が速くてパンチ力があってイケメンで本当にカッコいい選手です。

 さらにさらに! 6月26日から始まった『GET THE FLAG!SERIES 2018』では日本一になった1998年の応援歌が復活! 石井琢朗さんの応援歌を歌ってから神里選手(金城さん)の応援歌を歌うという超スーパープレイな展開に。長いことファンを続けていて本当に良かったと思いました。

 今後のベイスターズは誰が一番打者になるでしょう。一番打者で1000試合出場する選手は再び現れるでしょうか? ポジション争いが激しいベイスターズですが、僕は一番打者に誰が定着するのかを、これからも毎回うるっとしながら注目していきたいと思っています。

35年間の大洋〜DeNAで一番打者を打ったみなさん。思い出列車が止まらない ©ダーリンハニー吉川

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