なぜ神岡さんは巻き込まれたのか
被害者が大阪にある航空保安大学校に赴任したのは2022年4月と見られる。容疑者との接点はどこで生まれ、事件に巻き込まれることになったのか。
「被害者と容疑者は同じマンションのそれぞれ別の階に住んでいた。2人の関係性などは分かっておらず、被害者が死亡した経緯も含めて、さらに詳しい調べを進めているようです」(前出・記者)
「週刊文春 電子版」では、2月4日に、容疑者と同じマンションに暮らす住民の証言を伝えた。この住民は身長160cm程度の小柄な男性で、昨年11月から12月にかけて、大木をたびたび目撃したという。ある時には、マンションから2キロほど離れたこの住民の職場の外にも、一人手ぶらでじっとこちらを見つめるようにして立っていたことがあったという。
「僕はずっと周りに言ってたんです。『キモいやつおるねん』って。『ドラマとかの見過ぎかもですけど、つけられてるんちゃうか』って。被害者が背の低い男性ということなら、僕も身長が小さいし、もしかしたらあいつに狙われてたのかもしれない。そう思うと怖すぎる……」(マンション住民)
警察は、被害者が死亡した経緯や2人の関係性について、詳しい調べを進めている。
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