吉本興業所属の人気芸人たちによる違法オンラインカジノ利用が発覚した問題。この問題が発覚したのは、外部からの情報提供が発端であったことが「週刊文春」の取材で分かった。
事が明るみに出たのは2月5日、吉本からの発表だった。「コンプライアンス違反の疑い」があるとして、一部タレントを活動自粛にしたとHPに掲載したのだ。
「吉本は、事実関係を調査中ということもあり、名前と詳細を伏せて活動自粛を発表。ですが一部メディアやSNSでは、『ダイタク』の吉本大や『9番街レトロ』のなかむら★しゅんの名前が取り沙汰された。違法オンラインカジノに関与していた疑惑も同時に広がりました」(社会部記者)
その後、両者の劇場やイベントの出演中止が相次いで発表。
令和ロマン・髙比良は活動自粛を発表
騒動がさらに加速したのは、2月14日のこと。昨年史上初のM-1連覇を果たした「令和ロマン」の髙比良くるまと、「とろサーモン」の久保田かずのぶが警察から任意で事情聴取を受けていたと、毎日新聞が報道した。
「高比良は報道の翌日、コンビのYouTubeチャンネルに『オンラインカジノをしていたのは事実であります』と謝罪動画をアップ。2019年末から2020年末までオンラインカジノを利用していたことを認めた。そして、2月19日には自身のSNSで『当面の間、活動を自粛する』と発表しました。 一方、久保田は関与を否定。18日にSNSを更新し、『この度、困惑されてる関係者様や心配されてる応援者様申し訳ございません。現在の状況など金曜日のラジオで一言喋らせてもらいたいと思います』と綴った」(同前)
超人気芸人にまで広がった違法オンラインカジノ問題。問題発覚の端緒は何だったのか。お笑い関係者が語る。
「昨年の夏頃に、『ダイタク』の吉本大に関する情報提供があった。大と女性ファンの間で金銭的なトラブルが発生しているというものでした」
そのトラブルの詳細、そして今回の騒動が吉本芸人に広がった背景とは――。
2月19日(水)12時配信の「週刊文春電子版」および2月20日(木)発売の「週刊文春」では、発覚につながった金銭トラブル、オンラインカジノ利用の実態、芸人たちの言い分、吉本興業の対応などを詳しく報じている。

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