サイバーエージェントの藤田晋社長(51)と、タイミーの小川嶺代表(27)が「週刊文春」の対談企画に登場し、ベンチャー経営の秘訣などについて語り合った
27期連続増収のサイバー、1500億円超上場のタイミー
藤田氏は1973年福井県生まれ。青山学院大学卒業後、1998年にサイバーエージェントを創業し、2000年には史上最年少(当時)で東証マザーズに上場した。現在はインターネット広告やゲーム、メディアなど多角的に事業を展開し、27期連続増収を記録。「週刊文春」では、「リーチ・ツモ・ドラ1」を好評連載中だ。
小川氏は1997年東京都生まれ。2023年に立教大学卒業。大学在学中の2018年にスキマバイトアプリ「タイミー」のサービスを立ち上げ、2024年7月、東証グロース市場に上場を果たした。様々な業種・職種で手軽に働くことができるプラットフォームを目指しているという。
2人の出会いは2018年。藤田氏が若手起業家を集めた居酒屋での飲み会で、小川氏が出資の依頼をしたところから始まった。タイミーはその直後、サイバーエージェントから1億円の出資を受け、以降、事業を拡大させていく。2024年7月には、時価総額1500億円超で上場。スタートアップでは久しぶりの大型上場だったこともあり、ビジネスシーンでは大きな注目を集めた。

