昨年8月、女子大生との“アパホテル密会”報道を受けて活動を自粛していた中丸雄一さんが、1月3日からの活動再開を発表したばかりだったにもかかわらず、急転直下で3月末での解散を発表したKAT-TUN。
中丸さんはスキャンダル後、昨年1月に結婚したばかりだった元・日本テレビアナウンサーの笹崎里菜さんから、「しっかり自分と向き合って」という言葉をかけられたと明かしていました。これからまた精力的に仕事をしていきたい時期のはずでしたが……。
KAT-TUN解散について中丸さんは会員向けブログで次のような音声メッセージを公開。
「寂しさはありますけど、ただそれ以上に、いつも応援してくれているファンのみなさまに、こういった悲しい思いをさせてしまったことが、ものすごい心苦しく思っています」
解散と同時に所属事務所「STARTO ENTERTAINMENT」からの退所を決めた亀梨和也さんは「今回このような結果になってしまったこと、心より申し訳なく思っています。本当にごめんなさい」、上田竜也さんも「KAT-TUNを守りきることが出来なくてごめんなさい」と、それぞれがファンに向けて謝罪を述べていたのです。
赤西仁脱退後、中丸にブレイクの兆しが
現在は亀梨さん、上田さん、中丸さんの3人組ですが、2006年のデビュー時は6人組だったのはご存知のとおり。2010年に赤西仁さん、2013年に田中聖さん、2016年に田口淳之介さんが脱退していき、人数が半減するという数奇な運命をたどってきたのがKAT-TUNでした。
けれど3人組になってからのKAT-TUNは、非常にバランスの取れたいいチームだったように思えます。そして、それは中丸さんがめきめきと成長していき、芸能界で自身のポジションを確立するようになっていたからです。
そもそもKAT-TUNは、「仁亀」と称された亀梨さん・赤西さんのツートップの人気が突出していたグループ。忌憚なく言うなら「仁亀」と比較すると他の4人はさほど目立っておらず、デビュー当時は亀梨さんと中丸さんには大きなグループ内格差があったのです。

