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中山美穂からの“最後の長電話”
念願かなって、24年ぶりとなる全国ツアーが開催されたのは2023年のことだ。春から6都市計8公演のチケットは完売し、秋と年末にもコンサートは開催された。
昨年春からのツアーは19都市21公演に規模は拡大しファンからの喝采を浴びる歌手・中山美穂の姿があった。だが、12月に全国のビルボードで予定されていたツアーの最中に訃報が流れることとなってしまった。
「最後に長く話したのは、『ツアーたくさんできることになった。かなりシアワセなんですけど~』という深夜の酔っ払い電話でした。ボクらはもう友人というか“旧知の仲”に戻っていたけれど、時折そんな連絡がありました。『お爺さんとお婆さんになったら、記念に一緒に仕事をしよう』なんて言っていたんです。
その未来はなくなってしまいましたが、残った彼女の作品がたくさんあるからと自分に言い聞かせています」(同前)
あまりにも突然の別れとなってしまったミポリン。4月22日には東京国際フォーラムで「お別れの会」が開かれる予定だ。
