JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)所属の若手女子プロゴルファー3名が、妻子ある男性プロキャディと不倫関係にあった問題。

 3月13日発売号の「週刊文春」では、「女子プロ妻が悲痛告白『協会の心無い対応に苦しめられて』」と題して、キャディの妻である女子プロゴルファーの悲痛な胸の内を報じた。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のHPより

平常心ではいられず、言葉を詰まらせながら…

 女子ゴルフ業界を激震させた“トリプルボギー不倫”。渦中の妻は何を語ったのか。取材を担当した編集部のK記者が振り返る。

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「(不倫が発覚した)当時のことについて質問をすると、言葉に詰まるといいますか、平常心でいられないような感じに見受けられました。彼女は、夫の不倫行為を把握した後も公式戦への出場を続けましたが、かなり辛い思いの中、プレーされていたんじゃないかと思います」

※写真はイメージ ©show999/イメージマート

 なぜ、このタイミングで取材に応じたのか。ふたたび、K記者が解説する。

『週刊文春 電子版』の第一報が出た3月5日、JLPGAの小林浩美会長は報道陣に対して『選手の私生活上の行為については、必要がない限り、関与はしません』とコメントしました。

 また、同日付で協会の会員に対して送られたメールには〈必要に応じて、事実関係の調査、及び同調査に基づく適切な対応を講ずることを検討いたします〉とも記されています。

『適切な対応を講ずることを検討』というのは、かなりぼやっとした日本語です。彼女としても、協会側の一連の対応を見て『やっぱり協会は対応してくれないんじゃないか』と思ったのではないでしょうか」

 悲痛告白の背景にある協会側の事後対応。だが、彼女を苦しめた“酷すぎる仕打ち”はこれだけではなかった——。

週刊文春 電子版」では、K記者が出演する解説番組「文春記者トーク」を配信中だ。独占取材に至るまでの経緯、協会理事による“不適切発言”の詳細、不倫問題をめぐる今後の展開など、ゴルフ界を激震させたスクープの舞台裏を解説している。

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