今年1月に返り咲いたトランプ大統領に世界が振り回されている。関税25%ショックで株価も暴落。日本はいかに対峙すべきか。元懐刀、交渉相手から側近の盟友まで日米7賢人がここに結集。トランプはこう攻略せよ!

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《独占インタビュー》米財務長官の盟友・齋藤ジン「トランプ不況は今が最悪期だ」

 

世界三大投資家のジョージ・ソロスを顧客に持つ“伝説のコンサルタント”、齋藤ジン氏。10年来の友人のスコット・ベッセント氏は、第2次トランプ政権で財務長官に指名された。トランプ経済の“要”を熟知する齋藤氏が語る「攻略法」とは。

杉山晋輔・元駐米大使「石破首相は大風呂敷を広げよ」

 

2018年に駐米大使に就任し、第1次トランプ政権の後半、約3年間に関わった元外務事務次官の杉山晋輔氏(71)。この間、安倍晋三元首相とトランプ大統領の首脳会談のほとんどに同席し、トランプ氏と個人的に会話する機会もあった杉山氏が“対トランプ”の要諦を明かした。

A・グレイ元大統領副補佐官「60年前のユーモアセンス」

 

第1次トランプ政権時代、大統領副補佐官兼米国国家安全保障会議(NSC)の首席補佐官を務めたアレクサンダー・グレイ氏。1989年生まれでトランプ氏(78)の43歳年下ながら経済・安全保障政策における“懐刀”だった人物だ。

バーバラ・レス「部下歴18年の意見の通し方」

 

「虚構の塔:私がドナルド・トランプと共に働いた18年が暴いた彼の正体(未邦訳)」の著者で、トランプ・オーガニゼーションの副社長をつとめたバーバラ・レス氏(75)。部下歴18年で培った「トランプのトリセツ」を公開!

桂木明夫「リーマン・ブラザーズCEOとの類似点」

 

米証券会社リーマン・ブラザーズ日本法人の「最後の社長」を務めた桂木明夫氏(73)。過去には米バンカース・トラスト、米ゴールドマン・サックスなどで活躍した国際バンカーだ。

植山周一郎「初取材で見せた日本へのゴマすり」

 

1988年、日本人で初めてトランプ氏に長時間インタビューした人物がいる。国際経営コンサルタントの植山周一郎氏(80)だ。若き実業家だったトランプ氏は、意外な姿を――。