皇嗣職関係者は、そもそも筑波大学附属高校を目指されたときから、秋篠宮家では筑波大学への進学を考えていたようだと明かす。
「悠仁さまご本人も、当初から筑波大学に進学することを希望しておられたようです。ご両親とも相談されたそうですが、悠仁さまのご関心や探求心が深まる学びができるのならば、と理解されていたご様子です。昨年6月に学校行事で筑波大学を実際に見学されたことで、進学なさる意志を最終的に固められて、推薦枠を目指されたそうです」
両陛下も学習院以外を検討
宮内庁は悠仁さまが筑波大学を希望された理由について、次のように発表した。
「独立した学群で生物を中心とした分野を専門的に学べることや昆虫に関する研究室があること、実験や実習が豊富なこと、そして周辺に豊かな自然があることなどの特色にひかれて気持ちを固め、受験を目指されてきたということです」
進学先が決まると、悠仁さまの通学方法が早くも話題になっている。
「茨城県つくば市のキャンパスに電車で通われるのか、赤坂御用地から車で送迎されるのか、それとも大学の側の寮に入られるのかと話題になっています。実際には、安全面などを考慮して車で通われると見られています」(宮内記者)
悠仁さまの筑波大合格の件は、側近を通じて上皇上皇后両陛下、天皇皇后両陛下と愛子さまにも伝えられ、お祝いの言葉を贈られたという。振り返れば5年前、愛子さまも悠仁さまと同様に、どこの大学に進学されるのか注目されていた。それだけに進学先が決まり、悠仁さまは安堵されているだろう、と心中を察しておられたという。
※本記事の全文は文藝春秋のウェブメディア「文藝春秋PLUS」に掲載されています(「愛子さまと悠仁さま」)。全文では、愛子さまの成年皇族としての公務、愛子さまの「インスタ映え」、愛子さま独自のふるまい、愛子さま23歳の誕生日に受け取った両陛下からのプレゼントなどについて語られています。

【文藝春秋 目次】総力特集 トランプ帝国の逆襲 トランプ大統領の世界貿易戦争/山﨑努 食道がん体験報告/睡眠は最高のアンチエイジングⅢ
2025年2月号
2025年1月10日 発売
1200円(税込)