両親の反応は…
桃園 父は生きてるけど、一緒にはいなくて母だけです。母が知ることは多分ないかな。別にわざわざ言わなくてもいいかなと思ってます。もし知られたら、「こういうテレビ出たよ」とか「写真集、出したよ」とか教えたいこといっぱいあります。本当は言いたいけど、わざわざ言わなくてもいいかなっていう感じです。
――ご家庭はしつけとか厳しかったんですか。
桃園 いや、だいぶ放任主義でした。だからこういう人間が育っちゃった(笑)。
――AV女優さんにインタビューしていると、家庭が厳しくて反発して……というケースも多いみたいなんですけど。
桃園 うちは放任主義ですけど、私が勝手に真面目に生き過ぎて、大学に入って性への興味が爆発した感じです。
――真面目に生きてきた理由は何でしょうか。負けず嫌いのほかにも、親孝行したいという考えがあったんですか。
桃園 親に喜んでもらいたいというのはありますね。あと、そもそも住んでいたのが、真面目な地域やったんですよ。男遊びとかはまったくないところ。本当は多分ずっと、保育園のときから性欲が強くてそういうことに興味があったのに、でもできなかった。大学入ってそういう環境に出会って、一気に解放されました。
――大学時代は3本出演しただけで引退されましたけど、その理由は?
桃園 大学時代はノリで出ただけで、さっき話したように1人暮らしの費用に充てるくらいの目的しかなくて、全然それ以上のやる気はなかったですね。だから3本でいいやと思って。その後は就活を始めて、大学を卒業したら普通に就職するのが当たり前のルートだと思ってたんで。
――本当に大学時代だけのバイト感覚だったんですね。
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