自民党で「ポスト石破」と目されながら、なかなか目立つことができない小林鷹之元経済安保担当相(50)。事態打開の一助にと頼ったのが、昨年の衆院選で議員バッジを失ったはずの甘利明元幹事長だった。

ハーバード大学の大学院修了

 小林氏は今回の大型連休中、甘利氏とともに米国を訪問。ワシントンでは、第一次トランプ政権時に駐日大使を務めた共和党のハガティ上院議員や、民主党の重鎮・パローン下院議員らと相次ぎ会談した。小林氏は一連の模様を細かくXに投稿したが、添付した写真の多くに甘利氏が保護者のように写りこんでいた。

「訪米には、昨年の総裁選で小林陣営についた大野敬太郎衆院議員に加え、甘利氏と同じ神奈川県を地盤とする牧島かれん衆院議員らも同行。甘利氏が日程も含めてアレンジし、自身が米に持つ人脈を引き継ごうと汗をかいた」(政治部記者)

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 5月7日(水)正午配信の「週刊文春電子版」および5月8日(木)発売の「週刊文春」では、小林氏と甘利氏の"師弟関係"の真相や保守層の代表座を狙う思惑、自民党内での新たな動きなどもあわせて詳報している。

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