無断で名前を使われた野田氏側は不満を抱いた

「水野氏は、野田氏から出欠の可否について連絡を受ける前に、〈特別ゲスト〉と紹介した案内状を配布していました。改選を迎えることもあり、代表の野田氏の力を借りたかったのでしょう。しかし、無断で名前を使われた野田氏側は不満を抱き、出席を見送ったと言われています」

 水野事務所に事実関係の確認を求めたところ、以下のように回答した。

「2024年12月20日の出版記念集会についてのご指摘について、直前に野田事務所がキャンセルしたという事実関係はなく、あらかじめ別の場でご出席いただくことを水野事務所が提案し、お受けいただいたものです」

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今夏の参院選が改選の水野氏 ©時事通信社

「当方が回答する前に、野田が出席する旨の記載が」

 一方、野田事務所は取材に対し、「パーティーへの出席依頼はあったが、出欠を回答する前に、水野事務所から依頼が取り下げられたと認識している」などとしたうえで、次のように回答した。

「水野事務所作成のご案内状の一部に、当方が回答する前に、野田が出席する旨の記載があったものがあり、当方から水野事務所に適切ではない旨指摘したことはございます」

立憲を率いる野田氏 ©時事通信社

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 5月14日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」ならびに15日(木)発売の「週刊文春」では、水野氏の秘書11人が連続退職した背景、JAXAから下された戒告処分の中身、離婚した元夫の証言などについて詳報している。

 さらに、「週刊文春 電子版」では、水野氏が秘書を恫喝する音声を配信している。

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