多部未華子(36)主演のドラマ「対岸の家事」(TBS系)の評判が上々だ。

「家事と育児をテーマに、専業主婦役の多部と、働く母役の江口のりこの演技派同士の対峙がドラマの軸。現代性のあるストーリーが主婦を惹きつけ、視聴率は6%台ですが、TVerの再生回数は400万回を突破しています」(放送記者)

 東京出身の多部は13歳で女優デビュー。2005年の映画「HINOKIO」と「青空のゆくえ」の演技が評価されブルーリボン賞新人賞。ティーンの頃から後の演技派の片鱗を覗かせていた。

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ゴスロリ刑事という突飛な役も演じる実力派

「母親の影響で子供の頃からミュージカルを観劇。芝居の勘もいいし脚本の理解力にも優れていた。主演映画『夜のピクニック』の高校生役は透明感のある独特の雰囲気を醸し出し、映画界からも高い評価を受けた」(映画誌デスク)

朝ドラヒロイン抜擢時は宮﨑あおいの“バーター説”も囁かれたが…

 09年、NHK朝ドラ「つばさ」のヒロインに抜擢。

「当時の事務所の先輩である宮﨑あおいが前年大河『篤姫』でNHKに大いに貢献したことから、バーター説も囁かれたが、多部本人の演技力の高さで噂を吹き飛ばした」(民放関係者)

 朝ドラでは短大生を演じたが、多部本人は当時、名門・東京女子大現代文化学部の現役学生だった。

「多忙でなかなか学校に通えず、休学・留年をはさんでなんとか6年で卒業した」(女性誌記者)