日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、女子プロゴルファー3選手を「厳重注意」、男性キャディ1人を「9年間の立ち入り禁止」、理事1人を「けん責」とする処分を公表した。

栗永遼キャディ(本人SNSより)

 ホームページに「2025年3月5日付け週刊文春電子版等において報道がされた件について」と題して掲載した。一連の処分は、「週刊文春」が今年3月に「トリプルボギー不倫」として報じた事案を受けたものだ。協会はこれまで「調査する」としていたが、発表によると5月19日に懲戒諮問委員会及び理事会を開催して、処分を決めた。

 厳重注意は、川﨑春花プロ(22)、阿部未悠プロ(24)、小林夢果プロ(21)。処分理由はいずれも「弊協会の秩序に与える影響が大きい」としつつ、「本件を積極的に引き起こしたのではない」「若年であり可塑性がある」ことも考慮したとしている。

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川﨑春花プロ ©︎時事通信社

 一方、「週刊文春」がこの3人と不倫したことを報じた栗永遼キャディ(別の女子プロゴルファーの夫)は、「9年間のJLPGAツアー競技又は弊協会に関連するイベント等の会場への立ち入りの禁止」とされた。理由について、「本件は栗永遼氏が弊協会の会員の配偶者でありながら、弊協会の他の複数の若年の会員に対して積極的に働きかけたことにより引き起こされた」「酌むべき事情が特にない」などと厳しく記されている。

 また、妻からの不倫の訴えの際に「不適切な発言」があったことを「文春」が報じた福本佳世理事は、「発言内容は弊協会の名誉と信用と秩序に与える影響が大きい」とされ、「けん責」処分になった。

 協会は再発防止策として定期的な研修や相談・支援体制の強化を行うとしている。

 今回の処分理由は「週刊文春」が報道した女子プロゴルフ界での前代未聞の不倫だ。男性キャディと上記女子プロ3人の関係や、男性キャディの妻が告白した悲痛な内容など、「トリプルボギー不倫」の真相は、「週刊文春 電子版」で読むことができる。

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