数年前までの“デカ厚”ブームは終焉を迎え、昨年から直径30mm台のタイムピースが目立ち始めた。そして今年はジェンダーレス/ユニセックスを謳うモデルの登場が一気に加速! 大切なパートナーと共有すれば時計はコミュニケーション・ツールにもなる。

1.A.ランゲ&ゾーネ
1815 34mm

小径・薄型ケース×ブルー文字盤

今年のトレンド、“小径化”を象徴するハイエンドモデル。従来の38.5mmから34mmにダウンサイズした厚さ6.4mmのケースを採用。小径薄型ケースに合わせて再設計した手巻きムーブメントはパワーリザーブが72時間に向上。高級感あふれるブルー文字盤も魅力。

手巻き。ホワイトゴールド(左)とピンクゴールド(右)を設定。3気圧防水。各385万円。
問い合わせ=A.ランゲ&ゾーネ Tel.0120-23-1845

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2.ピアジェ
ピアジェ アンディ・ウォーホル

70年代の名作をモダナイズ

アンディ・ウォーホルは、ピアジェの1970年代の名作時計を愛用した。独特の形状のケースとゴドロン模様に1972年発表のモデルのオリジナルデザインを反映した新作が今年登場。幅広いバリエーションを持ち、写真のモデルは貴石タイガーズアイを文字盤に採用。ケースは大きめではあるが、ジェンダーレス・ウォッチとしてパートナーと共用したい。

自動巻き。ホワイトゴールド、ケースサイズ45mm。849万2000円(予価)。
問い合わせ=ピアジェ コンタクトセンター Tel.0120-73-1874

3.IWC
インヂュニア・オートマティック35

ゴールドをパートナーと共有するのも粋

既存の直径40mmケースのインヂュニアの縮小版では決してない。細部のデザインやパーツの“最適バランス”を追求し、非常に完成度の高い35mmケースのブレスレット時計となった。ゴールドのほかステンレススティールケース(ブラック文字盤とシルバー文字盤)も設定。

自動巻き。ケース直径35.1mm、レッドゴールド、10気圧防水。575万3000円。
問い合わせ=IWC Tel.0120-05-1868

4.ロレックス
オイスター パーペチュアル 36

柔らかく明るい印象のニュアンスカラー

オイスター パーペチュアル コレクションにラッカーにマット仕上げを施したパステルカラー文字盤が登場。ベージュ(写真・Ref.126000)の他にラベンダー、ピスタチオグリーンの新色が追加された。なお、同コレクションのケースは現在、直径28、31、34、36、41mmの5サイズがある。

自動巻き。ステンレススティール、ケース直径36mm、100m防水、93万2800円。
問い合わせ=日本ロレックス Tel.0120-929-570

5.ベル&ロス
BR-05 36MM

 

スポーティーかつ都会的な雰囲気

“四角の中に丸”という象徴的なデザインはそのままに、ケース直径を36mmに小型化。ベル&ロスならではのスポーティーさは残しつつ、都会的でエレガントな雰囲気も醸し出す。写真のアイスブルーのほか、ブラック、グレーそしてマザーオブパール・ダイアルを設定。

自動巻き。ケース直径36mm、ステンレススティール、100m防水。64万9000円。
問い合わせ=ベル&ロス銀座ブティック Tel.03-6264-3989


Text: Ken Sudo Photo: T-MAX Mitsuya Sada